7回目までで食パンの定番が固まったので、新しい形態として丸パンに挑戦する。配合は食パン定番をそのまま使い、成形だけ変える。

今回の検証ポイント

形状変更: 食パン → 丸パン(50g × 約18個)

食パン定番今回(丸パン)
配合食パン定番(同じ)
工程(〜一次発酵)同じ同じ
成形食パン型に詰めて伸ばす50gに分割、丸める
二次発酵35℃ 60分35℃ 30〜40分(小さい分早い)
焼成200℃ 20分→190℃ 8分200℃ 10〜12分(薄い分短い)

予想される変化

形状(食パン→丸パン)の影響:

  • 発酵が速い: 生地が小さく表面積/体積比が大きいので、発酵も焼成も早く進む
  • 焼き色が均一になる: 小さくて熱が均等に入る
  • 食感は食パンより軽やか: 表面のクラスト比率が高くなる
  • 焼き上がり後の冷めが早い: 食パンより早く食べられる

春よ恋100%の影響(7回目はミックス、今回は単独):

  • もっちり感が前面に出る: 春よ恋の特性が強く出る
  • 香りが豊かになる可能性
  • クラム(中身)は白っぽい上品な色合い
  • グルテン穏やかで扱いやすい生地、初めての丸パン成形にも向いている

条件

項目
開始時刻22:00
室温24.2℃
湿度69%
天気曇り
日付6/14

配合(食パン定番と同一)

材料分量
プロフーズ 春よ恋500 g
砂糖20 g
7 g
ドライイースト(とかち野 予備発酵タイプ)12.5 g
予備発酵用 お湯100 g
予備発酵用 砂糖5 g
牛乳180 g
70 g
無塩バター(常温戻し)50 g

工程

  1. 予備発酵: お湯100g + 砂糖5g にドライイースト12.5gを入れて予備発酵。
  2. 一次こね: ニーダーに小麦粉・砂糖・塩を入れ、予備発酵させたイーストと牛乳・水を加えて10分こね。
  3. バター投入: 常温に戻した無塩バターを入れ、さらに5分こね。
  4. 一次発酵: オーブンの発酵機能、35℃ で 45分。
  5. 分割・ベンチタイム: 50g × 約18個に分割、軽く丸めてベンチタイム15分。
  6. 成形: 一個ずつ丁寧に丸め直し、表面をピンと張らせる。閉じ口は下に。
  7. 二次発酵: 天板に並べて35℃で 30〜40分(生地が一回り大きくなり、軽く押して跡が戻ってくるくらい)。
  8. 焼成: コンベックモードで2段同時焼成。190℃ で 10〜12分(コンベックの定石通り、通常200℃から10℃下げ)。8分時点で色を確認、必要なら微調整。

丸パン成形のコツ

  • 手のひらを軽くお椀型にして、生地を中で転がすように丸める
  • 閉じ口(生地を引き寄せて閉じた部分)が下に来るように
  • 表面の張りを意識:張りがあると焼成中に均一に膨らむ
  • 並べるときは天板上で間隔を3〜4cm空ける(二次発酵+焼成で広がる)

観察ポイント

  • 50g分割が均一にできたか
  • 丸めの張りが綺麗に出るか
  • 二次発酵がどれくらい速く進むか(室温24.2℃で予想より早いかも)
  • 焼成時間の目安(10分?12分?)
  • 2段コンベックで上下段の焼き色差が出るか(差が大きければ次回温度調整)
  • 中までしっかり火が通ったか(小さい分、生焼けリスクは低いはず)
  • 春よ恋100%のもっちり感・香りが単独使用でどう出るか
  • クラムの色がいつもより白っぽくなるか

仕上がり

丸パン焼き上がり 8回目

  • 焼き色は理想的なきつね色で均一。コンベック190℃の選択が正解だった。
  • 春よ恋100%らしい滑らかで艶のある表面。クラストの色合いも上品。
  • 形・大きさが揃っている。50g分割と丸めの精度が良かった。
  • 2段焼成でも色ムラはなし。コンベックの威力。
  • 一方で隣同士がくっついた。間隔を3〜4cm空けたつもりでも、春よ恋の伸びが想像以上だった。

振り返り

仮説検証の結果

項目想定結果
50g分割×18個均一に分割できるか
丸めの張り表面ピンと張る
二次発酵時間30〜40分(室温24.2℃で短め)良好
コンベック190℃ 10〜12分焼き色・火通り両立
2段焼成上下段で色差差なし、コンベックが効いた
春よ恋100%の特性もっちり&軽やか想定通り
隣の間隔3〜4cm不足、くっついた

確定したパラメータ

  • : 春よ恋100%で食パン定番レシピは丸パンにも使える
  • 焼成: コンベック190℃ 10〜12分
  • 2段焼成: コンベックなら同時焼成で問題なし

残った課題

隣同士がくっつく問題: 配置時の間隔3〜4cmでは足りなかった。50g丸パンは焼成後に直径6〜7cmまで膨らむため、5cm以上の間隔が必要そう。

次回に向けてのメモ

  • 配置間隔を5cm以上に広げる
  • または焼成を2回に分割して天板の使用面積を増やす
  • 焼成時間は10〜12分で固定(次回もこの範囲)
  • 別の粉構成(キタノカオリ混入など)で食感・色の比較
  • 断面写真を撮って気泡の様子を記録

次回試したいアレンジ

  • 三角形から巻くロールパン型に挑戦
  • ひも状に伸ばして結ぶ成形
  • つや出しに溶き卵を塗ってバンズ風に
  • レーズン入りミニ丸パン
  • ハム&チーズを巻いた惣菜パン化