18〜21回目で定番化したオーバーナイトレシピを今度は食パン+丸パンのハイブリッド運用へ。1〜7回目で使っていたプロフーズ食パン型(1斤1650cc + 1.5斤2700cc)が久々の復活。粉900gの生地を食パン用920g、丸パン用約754gに振り分ける。

前回までの経緯: 定番レシピの4回連続成功

18回目で確立した「とかち野+塩1.0%+四葉+はるゆたかブレンド900g」レシピを19・20・21回目と4回連続で回して家族大好評。もはや我が家の朝食パンの定番運用として完全に定着した。

  • 18回目(8/11→8/12): 初回、とかち野+塩1.0%+四葉復活の新レシピ → 成功
  • 19回目(8/21→8/22): 同レシピ2回目、再現性確認 → 成功
  • 20回目(8/22→8/23): 同レシピ3回目、家族「完璧に美味しい」 → 成功
  • 21回目(8/22→8/23の別バッチ or 継続): 同レシピの継続運用 → 定番化

定番化した朝食パン(20回目、8/23朝の朝食風景)

写真は8/23朝の朝食風景。ふっくら綺麗に焼き上がった丸パンが食卓の主役に。これが我が家の新しい朝の景色。

今回(22回目)は、その定番レシピを食パン型にも展開する挑戦。

今回の検証ポイント

  1. 食パン型の久々の復活: 5〜6月以来
  2. オーバーナイト発酵で食パンを焼く: 日誌初挑戦
  3. はるゆたかブレンドで食パン: 過去の食パンはゆめちからブレンド、粉違いの検証
  4. ハイブリッド運用: 1回の生地で食パン+丸パンの2種類
  5. 同じレシピの汎用性: 丸パンレシピが食パンでも通用するか
  6. 砂糖の変更(甜菜糖→グラニュー糖): 予備発酵の速度に違いあり

生地の振り分け

用途型生地量
食パン 1斤1650cc型400g
食パン 1.5斤2700cc型520g
丸パン天板×3ターン約754g(40g × 19個弱)
合計約1674g

条件

項目値
仕込み開始21:00頃
冷蔵庫イン21:30
焼成予定翌朝9:00頃
冷蔵庫時間約11時間30分(過去最長)
室温28℃
湿度
天気晴れ
日付8/23〜8/24

配合(18回目からの定番レシピを継承)

材料分量粉比
プロフーズ はるゆたかブレンド900 g100%
砂糖(生地用)※今回はグラニュー糖40 g4.4%
塩9 g1.0%
とかち野酵母(予備発酵タイプ)7 g0.78%
予備発酵用 お湯(40℃)120 g-
予備発酵用 砂糖 ※今回はグラニュー糖5 g-
牛乳375 g41.7%
水135 g15%
無塩バター(四葉主体)90 g10%

工程

今夜

  1. 予備発酵: お湯120g + 砂糖5g にとかち野7g、5〜10分待って泡立ちを確認
  2. 一次こね: KN-1000で粉・砂糖40g・塩9g、予備発酵液・牛乳・水を加えて10分こね
  3. バター投入: 四葉バターを常温戻し済み、さらに5分こね
  4. 冷蔵庫へ: そのままラップして冷蔵庫へ

明朝

  1. 冷蔵庫から出す → 復温30分
  2. 食パン生地を先に分割: 400g(1斤)+ 520g(1.5斤)
  3. 食パン成形: 軽く丸めて型に入れる(1斤は分割せず1個、1.5斤は分割して2個入れる等、好みで)
  4. 丸パン用生地を分割: 40g × 約19個
  5. 食パン先に二次発酵: 35℃で30〜40分、型の8分目まで膨らめばOK
  6. 食パンを焼成: 200℃×20分 → 190℃×8分(過去の定番)
  7. 食パン焼成中に丸パンの二次発酵完了
  8. 丸パンを焼成: コンベック190℃で10分(8+2)、15個×2ターン弱

過去食パンのおさらい(1〜7回目より)

  • 1斤型(1650cc): 400g配分(3回目で確定)
  • 1.5斤型(2700cc): 520g配分
  • 焼成: 200℃×20分 → 途中入れ替え → 190℃×8分(6回目で確定)
  • 後半190℃が焼き色ムラを解消する正解

予想される変化

はるゆたかブレンドでの食パン、ゆめちからブレンドとの違い:

  • はるゆたかは春よ恋系、もっちり感がゆめちからより強い可能性
  • 香りは芳醇、焼き上がりの匂いが強く出る予想
  • グルテンの弾性がやや違うので、膨らみが控えめになる可能性

オーバーナイトで食パンを焼く効果:

  • クラム(中身)が細かい気泡になる
  • しっとり感が増す
  • 香りが深くなる(熟成香)
  • 焼き色は薄めになる傾向(塩1.0%との相乗効果)

観察ポイント

  • オーバーナイト発酵の食パンの膨らみ具合
  • はるゆたかブレンドの食パン適性
  • 食パン型8分目まで膨らむか
  • ハイブリッド運用の作業時間管理
  • 食パンと丸パンで味わいがどう違うか
  • 食パンでも神津牧場ジャージーバターとの相性が良いか
  • 過去最長11時間30分発酵での味の変化

進行ログ

予備発酵時の気付き(21:00頃)

甜菜糖が切れていたのでグラニュー糖に変更したところ、予備発酵の泡立ちがいつもより遅めに感じた。

砂糖の違いによる影響として考えられる要因:

  • 甜菜糖: オリゴ糖(ラフィノース等)+ ミネラル分(カリウム・リン)含有 → イーストの活性化を助ける
  • グラニュー糖: ショ糖ほぼ100%、ミネラル・オリゴ糖ほぼゼロ → 立ち上がりが穏やか

いつも甜菜糖でやってきたからこそ気付けた違和感。イーストは砂糖の種類にも反応することを実感できた回。

冷蔵庫イン時点(21:30)

仕込み直後の生地

  • 表面はトロッとした質感で、加水多めの生地感がよく出ている
  • ツヤっぽく光る表面、予備発酵タイプのイーストで水分がしっかり吸われた様子
  • 軽く波打つ表情、バターが完全に馴染む一歩手前
  • 900g生地に対してボウルサイズも適切、冷蔵庫内で膨らむ余地あり
  • 朝9時取り出しなら約11時間30分の発酵、過去最長
  • グラニュー糖使用でイースト起動がやや遅めだった分、発酵は少しゆっくり進む可能性(過発酵リスクは逆に下がる方向)

仕上がり

振り返り